エッフェル塔の南西、パーシー地区は都会の喧騒を忘れさせてくれる、高級住宅街だ。
子供も普通に遊んでるし、臭くもない。糞もあまり落ちてない。
メトロでの乗客の層が違う。住んでるらしい日本人もちらほら。
アールヌーボとは1900年ぐらいに流行った、流線型をモチーフにした
様式で、ミュシャとかガレとか、このギメールとか、
はたまた初期の資生堂の化粧品容器とか、フランスを「おフランス」たらしめている
デザイン様式だ。
パーシー地区はアールヌーボー様式の建物が残っているということで、
こんなの見たくて、足を運んだ。
こんなのがた〜くさん点在してると思ったけど、
わざわざ見に行かなくてもいい感じで、
そんなになかった。
事前調べで「行ったけど見つからなかった」なんてコメントもあるぐらい、
建物の作りはパリの市内となんら変わらなかった。だんだん目が慣れてきたからか。
これがまあそうかなぁって門。
昔行った、ウイーンの方が面白いヌボヌボ建物多かったかもしれない。
この2か所では観光客に出会ったが、日本人はいなかった。
歩き回って疲れたから、
こんなジューサーがあるスーパーの方が面白かった。
おもちゃ屋でフランス国歌「ら・マルセイユ」のオルゴール見つけて買えたたのが、
性に合ってたかな。
この頃になると、フランス語もすんなり出てくるようになってきたし。
特化してここにあるのではなく、パリ全体の、いや、
ヨーロッパ全体の石で作られた古い建物は全部アールヌーボだと知ったのであった。 続く〜!
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